台湾2024 動物園編

2024年

台北市立動物園

今回の旅の主目的のひとつが、「台北市立動物園」の訪問。なぜならここには、パンダとコアラがいるのだ。台北車站からMRT淡水信義線→文湖線と乗って、およそ30分。終点の動物園駅に着くと、もうそこから、あらゆるところにパンダが!

悠遊カードでタッチして入園料を支払い(大人100元)、いざ中へ。

うっそうと生い茂る緑の中にある動物園、ここにはアフリカやオーストラリアなど、地理環境ごとに区画された八つのエリアの屋外展示スペースがあるほか、そこかしこに屋内展示施設がある。広さは165ヘクタール。北海道の北広島市にある「エスコン」が35ヘクタールぐらいなので、ざっとその5個分くらいの広さ。開園したのは、戦前の1914年で、今年で何と110年!1986年に市街地から現在地に移転したとのこと。園内は、下記の地図のような感じ。

今回の目的であるパンダ舎とコアラ舎、日本なら客の誘導を考えて一番奥に作りそうだが、ここでは入ってほぼすぐの場所に!早速コアラ舎へと向かう。

でもコアラは夜行性なので、思った通りというか案の定木の上でお休み中。まあこれはしょうがないねと、続いてパンダ舎へ。

動物園に初めてパンダが来たのは、2008年とのこと。この日は、1頭がちょうど屋外に出て、エサを食べているところに遭遇。見ていて飽きがこない。

屋内展示場に、もう1頭いたがこちらは、見学客にお尻を向けて熟睡中。

平日は自由に出入りできるが、休日には整理券が発行されることもあるらしい。

屋外のパンダが屋内にひっこんだところで、他の動物も見ようと、園内を周り始めたが、なんせ広い広い。実は当初動物園のあと、ロープウェイに乗って、茶芸館と茶畑が広がる猫空エリアでお茶でも、という計画だったのが、時間が必要と判断し、動物園だけをゆっくり回ることに変更。

ゾウやらトラやらカバやらサルを、ゆっくり見学して回る。獣舎のひとつひとつが広くスペースに余裕があり、その中で動物たちものびのびと過ごしている感じで、とても好感の持てる展示。ゾウが鼻を使って上手に食べる様子もゆっくり見学できるなど、見どころもたくさん。

唯一残念だったのがペンギン舎。誘導表示もかなり「推し」の感じでかなり期待して向かったものの、

展示自体はかなりあっさりしていて、拍子抜け。この帰りがけに期待しないで入った「両生爬虫類館」の方が、見応えがあった。

南の端まで行って、小雨も降って来たし、足も疲れたということで、戻りは「遊客列車」と呼ばれる列車型のシャトルバスを使うことに(1人5元)。

実はこの動物園、南に向かって登るつくりになっているので、どちらかというと最初にこの車に乗って南端まで来てから、ゆっくり下りながら見学するのがおすすめ。

最後に再びパンダ舎とコアラ舎へ。何と起きているコアラがいた!

また屋内で寝ていたパンダも、お顔を見ることができた。

パンダ舎の2階のショップも見学。かなり期待して行ったものの、あんまりぱっとしたものがなく、ちょっとがっかり。パンダのスイーツは、200元とやや高めで見るだけに。

最後に動物園内で食べた、B級グルメをふたつ。ゾウ&トラ舎の近くにあった「老虎店」というショップにあったもので、左画像袋入りのものは、台北の「菖樺」というアイスクリームメーカーがショップとコラボしたアイスクリームビスケットサンド「虎中冰系列・ゴマ味」(原味虎皮芝麻:80元)。虎型のものは「あんまん」(造型老虎包:50元)で、どちらもとても美味しかった。

かなり足が疲れたけど、満足感でいっぱい。行ってみて良かった。

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