無事定年退職し、春から晴れて「無職」の身分になった。といっても食い扶持は必要なため、早速求職活動を始めようと、ハローワークに行ってみた。これまで一度もお世話になったことのない場所なので、行く前からドキドキわくわくの旅気分。「求職活動の旅」スタートです。
なかなかこない離職票
ハローワークで求職活動をするために必要なものが、在籍していた会社から届く「離職票」。下記の画像がその例だ(ハローワークのHPからお借りしました)。


最初は定年退職の日に、「はい」と会社から渡されるものと思っていた。でもなかなかくれないので、人事担当者に聞いてい見ると「退職された翌日から作業が始まります。出来次第お送りしますのでお待ちください」と言われる。年度初めの4月1日に、どーんとハローワークに行く気満々だったので、まさに出鼻を挫かれた気分。でもまあ仕方ないので、ややしばらく待つこと10日ほど。ようやくやってきたが、何とメールで到着。時代はそんなものなんですねえ。
いざハローワークへ

ということでそれを持って、早速近くのハローワークへ。年度初めでめちゃくちゃ混むかと思い、朝一で出かけてみたところ、駐車場もがら空き、窓口にも何人かいただけで、すぐに受付してもらえた。まずは、持参書類の確認。実はマイナンバーカードを毎回持ってくれば、写真の提出は不要だったのだが、自撮りしたものを2枚持参していたので、それを使うことに。
確認後は窓口から、求職申込書と誓約書的なもの+アンケート的なものを渡され、その場で書かされる。求職申込書には、具体的な志望職種や希望勤務体系も書かなくてはならず、全くの白紙状態だったため、ちょっと焦る。職種の分類もよくわからないので、とりあえず書き方例に載っていた「一般事務」と思い付いた「軽作業」を書いて提出することに。
発券機から受付番号を受け取り、職業相談コーナーの前で呼ばれるのを待つ。幸いなことに、前に2組くらいしか待ち人がおらず、すぐに呼ばれることに。
ベテラン風のおじさん(といっても私より若いんだろうなあ…)が、書き込んだ用紙を見ながら、変なところや記入忘れのところを訂正&埋めていってくれる。当然「軽作業」なんていう職種はなく、逆に「どんな作業のことですか?」と聞かれしどろもどろになっていると「まあピッキング作業でいいですね?」と助け船を出してくれたりして、サクサクと直され書類ができあがる。
雇用保険受給手続き窓口へ
名前と住所、メールアドレスを確認したところで、今度は雇用保険受給手続きの窓口へ移動。こちらも空いていて待ち人は1人しかおらず、あっという間に順番がやってきた。
いよいよ本格的な質問が始まるのか、と思いきや、提出書類の確認と雇用保険受給者初回説明会の日程&初回失業認定日の確認だけで終了となった。ここまでかかった時間は、1時間ほど。やはり早起きは三文の得であった。
行ってわかったことは、最初に訪問した曜日が重要ということで、次回以降、それを基準に説明会や認定日が決まっていく。単に月曜日は混むかな、と思い火曜日に行ったのだが、自動的に認定日が4週間に一度の火曜日に決まった。「基本その日は空けておくよう」に、きっちりと言われる。ちなみに認定日までの間に、最低2回の求職活動が必要なのだが、初回については、今回の訪問と次回行く説明会への出席でOKとのことで、やや拍子抜け。
求職者マイページを作成
自宅に戻ってさっそくハローワークのホームページに登録し、自分のページを作ってみる。試しに簡単な検索もしてみたが、今回は心に引っかかる仕事は、見当たらなかった。またもらった資料を見ていると、求職活動認定になる就職支援セミナーが、ちょうどいい感じで2回ほどあり、早速電話で申し込む。幸いどちらも空いていて、参加OKに。ひとまず6月認定日までの、最低ラインは確保できた事になる。パチパチ。
次は2週間後の説明会。いったいどんな感じになるのだろうか。


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