ソウル&クアラルンプール旅(6日目)

2024年

6日目の日程
ブルーモスク
=スルタン・サラフディン・アブドゥル・アジズ・シャーモスクを訪問

午前8時、きのう同様「ABCビストロカフェ」で朝ごはん。本日は、米と豆を発酵させた生地で作る「DOSA」。メニュー画像とはちょっと違うけど、豆の香りをほんのりと感じ、これはこれなりに美味しかった。

さて6日目のメイン目的地はブルーモスク、正式名称「スルタン・サラフディン・アブドゥル・アジズ・シャーモスク」という長~い名前のモスクなのだが、周辺に食事場所がなさそうなので、昼食後に向かうことにし、午前中は中心部の名所巡りへ。

まずはLRTに乗ってマスジット・ジャメ駅で降り、昨日とは逆方向に歩く。1909年に建立されたクアラルンプール最古のモスクという、「マスジット・ジャメ」を外から見学。

その後歩いて、「ムルデカ(独立)広場」へ。1957年8月31日に、マレーシアがイギリスから独立を宣言をした歴史的スポットだ。

続いて、近くにある国立繊維博物館に入ってみる(入館料5RM:現金のみ)。

マレー半島にいる様々な民族の織物や衣装が展示されている博物館だ。意外に楽しめた。

その後のんびり歩きながら、LRTの走りなどを眺めつつ、セントラルマーケットへ。

ここには350を超えるショップが入っているらしい。1888年に生鮮市場として建てられた建物とのことだが、中にはアクセサリーショップや雑貨店が立ち並び、お土産を買うには絶好のポイント。

その2階にある店が「プレシャス・オールド・チャイナ」。マラッカ発祥の料理「ニョナャ料理」を食べることのできる人気店らしい。ラクサ(17.9RM)をいただいたが、具沢山でなかなかの旨さ。ジャスミンティーもSサイズ(7.9RM)を頼んだハズなのに、急須一杯に入っていて飲みきれないほどだった。

食後、マーケットのすぐ近くにある「パセールセニバスターミナル」へ。

この750番のバスで、きょうの主目的「ブルーモスク」に向かう。このバスはTGカード(料金は3RMくらいだったような…)が使え、これに乗れば乗り換えなしでブルーモスクに行ける。ただ何故かバスは停まっているものの、なかなか乗車開始にならない。時刻表もよくわからないし…しばらく待っているとようやく扉を開けてくれた。例の如く「ブルーモスク」を連呼して、降りたい場所をアピール。待っていた客が乗ると、なんとなく出発。一応途中でグーグルマップで場所を確認しながら向かう。

1時間程走ると、前方にモスクが見えてくる。けれども、グーグルマップでの指定バス停を超えたため、運転手に近づくと「何やらちょっと待て」という感じのポーズ。結局バスターミナルっぽいところで「ここがそうだ」と降ろしてくれた。ジェスチャーで「帰りのバスもこのターミナル」的なことを確認して、徒歩でモスクに向かう。

15分程歩いて、13時半頃モスクに到着。ブルーモスクは通称で、正式名称は「マスジッド・スルタン・サラフディン・アブドゥル・アジズ・シャーモスク」。世界で4番目の規模を誇り、礼拝堂には最大2万4000人もの信者を収容することができるそうだ。

午後の公開は、14時~とのことで、さてどうしようかとふと見ると「インフォメーションセンター」を発見。ここがガイドツアー受付かな、と思い、中に入ろうとすると鍵がかかっていたので、移動しようとすると、中からスカーフを巻いたおばさんが出てきて、手招きをする。中に入ると「何か飲む?」と冷たい水を出してくれ、イスラムについていろいろと話してくれた。実は下記のように、ホテルの部屋の天井になんだか矢印があったのが気になっていたのだが、何と「メッカ」の方角とのことで、お祈りの際困らないように、どの部屋にも書かれているらしい。

そんなことを聞いたりしていたら、14時に。すると一緒にいたおじさんが「ほら行け」みたいなことを言うので、ここは本当に単なるインフォメーションセンターで、モスクのガイドは違うんだ、ということが判明。急いでモスクに近づく。

モスク内は公開されているが、自由に見学はできず、必ずガイド付きのツアーに参加する必要がある。入り口には、何人かのアジア系の旅行者が待っていたが、大半は日本人だった。本来なら多分ちゃんと受付する必要があると思うのだが、そのグループの一員と思われたのか、何となくうやむやなまま、そのまま流れでツアーに参加することに。いつものように女性陣と短パン男性は、スカーフとガウンを着用。モスクに合わせたのか、色は青色だ。

今回は英語でのガイドだったが、曜日によっては日本語によるガイドもあるらしい。イスラムの作法や建物について解説してくれるほか、フォトスポットの毎に立ち止まり、撮影指南やシャッター押し係を積極的に行ってくれるなど、かなりフレンドリーな感じでガイドをしてくれる。内部も青のステンドグラスがとても綺麗。世界で4番目の規模で、礼拝堂には最大2万4000人もの信者を収容可能とのことだ。

モスクには結婚式場も併設されているのだが、ここでは何と参加者に役割を振って、実際にどんな風に式が行われるか見せてくれた。工夫が凝らされたガイドツアー、料金は無料!だが寄付大歓迎とのこと(現金をほとんど持ち合わせていなかったので、今回は心の中で…)。

帰りがけは、いきなりのスコール。他の参加者は、配車アプリGrabを使って来ていたようで、徒歩&バス組は私だけ。雨が弱まるのを見計らい、傘をさして再びバスターミナルへ。

本当にくるのかドキドキしながら待っていると、10分程で750番のバスがやってきた。思わずかけより乗車をアピール、乗車の際「セントラルに行くか」を確認し乗車。行きと違い帰りは、各バス停で結構の乗り降りがあった。

周りの風景からセントラルに近づいたなあと思っていたら、いきなりバスが停まり「セントラルの人いたよな~」的な声がけがあり、あわてて降りる。降りた場所はショッピングモール「NUセントラル」のまさに入口。ベストな場所に降ろしてもらえた。

ホテルに戻りがてらモールを散策すると、マレーシアのお菓子を売っているお店を発見。「NYONYA COLORS」というお店で、1個1.6~1.8Mくらいの餅系のお菓子が並んでおり、思わず何種類も購入してしまった。そのためこの日の夕食は、このお菓子と、いつもの「ファミリーマート」でおにぎりを買ってすますことに。

”ういろう”好きなら、気に入ること間違いなしのこの餅菓子、中でもチマキ系のものは餡入りで、特に美味しかった。
明日は、洞窟内に造られたヒンドゥー寺院のある「バドゥ洞窟」に向かう。

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