イギリス旅 6日目 両半球を跨ぐ

2026年

”普通の朝食”がうれしい

午前7時。朝食を食べにホテル地下の食堂へ。すると…

おばちゃん手焼きのワッフルが!献立的には、卵に煮豆、ハム&チーズに、パンとデザートといったシンプルな内容なんですが、そのシンプルさが何故かうれしく感じます。

悪評に惑わされず最初からここにしておけば良かった、と反省することしきりでした。

グリニッジへ

朝食後、荷物をホテルに預けて出発。今日はロンドン近郊の街、グリニッジに向かいます。

地下鉄・エリザベスラインでカナリー・ワーフ駅まで行き、そこでDLRと呼ばれる自動運転の電車に乗り換えました。

地下鉄ではないので、外の景色を眺めることができます。

カティー・サーク駅で下車し、しばし歩くと…

『グリニッジ・パーク』に到着します。天文台は、この公園内の小高い丘の上にあります。

上画像右上の建物が、天文台です。土曜日ということもあってか、公園内にはジョギングしている人がたくさんいたほか、

所々に植えられている桜が、満開でした。

両半球を跨ぐ

こちらが『グリニッジ天文台』です。設立は1675年。日本で言えば江戸時代ですね~。でも現在はここには観測機器はなく、史跡・博物館として利用されています(入館料:24ポンド・約5,000円)。

天文台からは、ロンドン市街を眺めることができます。ただしこの日は風が強く、結構寒かったです。

グリニッジ天文台と言えば、経度0度の「本初子午線(prime meridian)」。左上画像の真ん中ラインが、それにあたります。1884年に定められ、その後ここの子午線は、長らく世界基準となってきました。ただ1980年代以降は「IERS基準子午線」というものが、本初子午線として使われるようになってきています。ちなみにその子午線の位置は、グリニッジ子午線より東102.478 m の位置を通過しているそうです。

それはさておき、やはりここに来るとやってしまうのが、”緯度0度の線上で東半球と西半球を跨いで立つ”ということ。来場者は基本それが目当てでやってきていて、皆さん跨いで写真撮影をしていました。

このほか、天文台内には、天文学者が夜空を遮るものなく観測できるように建設された「オクタゴン・ルーム(八角形の間)」と呼ばれる部屋や、当時の観測機器、

イギリス唯一の28インチ屈折望遠鏡、「大赤道儀望遠鏡」などが展示されています。

国立海洋博物館&クィーンズ・ハウス

天文台を見学後、丘を降りていき、到着したのが「国立海洋博物館」。

天文台側は、普通の博物館っぽい外観ですが、反対側は…

”重厚な趣”となっています。

「英国海軍の歴史のすべてがわかる」と言われる博物館、入館は無料です。見学後は、そのまま隣にある『クィーンズ・ハウス』へ。

17世紀に建てられた、王室の別荘です。

現在は、海軍や王室に関する絵画が展示されています。

館内には、エリザベス1世がスペイン無敵艦隊を破った勝利を記念して描かれた『アルマダの肖像画』があったり

縦・横・高さがすべて同じ長さという、完璧な立方体の空間『グレートホール』、

空中に浮かぶような構造で、鉄製の手すりに花の装飾が施された『チューリップ階段』と呼ばれる螺旋階段があります。インスタ映えスポットとして、最近人気を集めているとか。

こちらも入館無料です。

昼食はハンバーガー

たまにはミールディール以外でも食べようと思い、グーグル評価もそこそこ高かったハンバーガー店に入ってみました。『Honest Burgers Greenwich』というお店です。

注文したのは、ビーフバーガー+レモンスカッシュ で16.72ポンド・約3,500円でした。

味も良く、店員さんも愛想よく親切で、大正解のお店でした。

圧巻の天井画

昼食後は、再びグリニッジの街を散策。

こちらは『カティー・サーク号』。1869年に建造された、当時としては世界最速を誇った大型帆船です。中にも入ることができますが、有料ということで今回はパス。

続いて訪れたのが、『旧王立海軍学校』 。ここの見どころは「ペインティド・ホール」と「礼拝堂」。19ポンド・約4,000円の入場料を払って、まずはペインティド・ホールへ。

そこには、圧倒的な美しさと迫力ある天井画が。

ただただ、見とれるばかり。

映画「パイレーツ・オブ・カビリアン 生命の泉」のロケ地にもなったそうです。

上ばかり見ていて首が疲れてきましたが、寝っ転がって見れる場所があったり、

鏡が設置されたり、鑑賞法にも工夫が凝らされています。

天井画を堪能したあとは、「礼拝堂」へ。

こちらも、見応えありました。

空港でビックリ

旧王立海軍学校を見学したあとは、再びDLRに乗り、

カナリー・ワーフ駅でエリザベスラインに乗り換えて、パディントン駅へ。ホテルで荷物をピックアップしたあとは、再びエリザベスラインに乗り、ヒースロー空港へ向かいます。

しかし、パディントン駅止まりの列車や、ターミナル4行きの列車ばかりやってきて、なかなかターミナル5行きの列車がやってきませんでした。交互ぐらいに来るものと思っていたので、意外でした。

ヒースロー空港からは、国内線に乗って、スコットランド北部の街インヴァネスに向かいますが、飛行機が出発するターミナル5のフライト・インフォメーションを見て、最初のビックリに遭遇しました。何と搭乗予定の便が、出発2時間前じゃないと荷物を預けられないことがわかったのです。ターミナル5は、ブリティッシュエアウェイズ(略称BA)のほぼ専用ターミナル。なので「いつでも荷物を預けられる」、と勝手に思い込んでいたのです。制限区域外にはラウンジもないし、スマホの充電はピンチになってるし、どうしよう…。

ただ幸いなことにオンラインチェックインは終えていたので、荷物は預けず、全部機内持ち込みにすることにしました。持っていた荷物が、機内持ち込みサイズ内のスーツケースしかなくて助かりました。

BAファーストラウンジ

ということで、そのままさっさと保安検査を受けて制限区域内に入り、BAのファーストラウンジへ。

お馬さんに迎えられ入室したものの、かなりの混み具合でなかなか空席がありません。

一番奥にあった『クワイエットゾーン』にようやく席を見つけ、オレンジジュースで一息つき、早速スマホを充電。

1時間ほどすると、席が空き始めたので、窓側の席に移動。このタイミングで、料理もいただくことに。

サンドイッチ類をはじめ、揚げ物のライブキッチンなどもあったのですが、このところ野菜類をほとんど摂っていなかったので、野菜多めにいただくことに。何か久しぶりに、料理らしい料理を食べた気がします。

またアイスクリームのコーナーもあったので、デザートにいただきました。

そのまま3時間程ラウンジにいましたが、そろそろ体を動かそうかと、出発1時間半ほど前に、ラウンジを退出。搭乗ゲートの近くまで行こうかと思ったのですが、この段階でもまだゲートが決まっておらず、30分後、出発1時間前になって、ようやく決まりました。 

機内でビックリ

決まったゲートに向かって進んでいくと、何だか階下に降りることに。

これはひょっとして…と思ったら、その通りバス搭乗でした。

ゲートに到着してすぐぐらいに搭乗が始まったので、そのままバスに乗り込みます。

バス搭乗の利点は、上のような画像が撮れることぐらいですね。バスに乗ったり降りたり、タラップを登ったり降りたりは、やはり面倒です。

機内に乗り込み、自分の席に近づいたところで、2つめのビックリが。

何と選んだ最後部席に、窓がありませんでした…。せっかく「夜景でも見ながら…」と窓側を選んだのに、意味がありません。しかもひとつ前の窓も、前席に遮られ殆ど見ることができません。何か閉じ込められた感覚になり、かなりのガッカリでした。

しかも当初空いていた隣の2席の通路側に、イギリス人っぽいおじさんが移動してきて、しかも気づくと勝手に真ん中の席も自分のものにしているという、傍若無人ぶりを発揮。途中ドリンクはひっくり返すし(実害はなかったですが)、重ね重ね残念なフライトになってしまいました。

到着してビックリ

スコットランドのインヴァネス空港には、予定より20分も早く、午後9時15分に到着。

ボーディングブリッジなどない、まるでバスステーションのような空港でした。

到着ロビーに出て、「さっさとバスに乗ろう」と思ったところで、3つめのビックリに。

街へ行くバスが出発するのが、何と1時間半後。限られた本数の便しかない空港で、なぜ便に合せたバスがないんだろう…。そういう点では、日本の空港は本当にありがたいと思います。ちなみに20分くらい歩けば鉄道の駅もあるようなのですが、さすがに夜に初めての道を20分も歩く気はおきず、さりとて誰もいない空港で1時間半も待つのは嫌だな、と思い、タクシーで行くことに。

しかし乗り場に着いてみると、多数の待ち人が。乗り場にはタクシーは1台もなく、また空港にやってくるタクシーも、ポツリポツリしかありません。一瞬どうなることかと思いましたが、幸い20分ほどで何とか乗ることができました。ただし料金は、28.30ポンド・約6,300円。想定外の痛い出費でしたが、逆にこれぐらいで済んで良かったのかもしれません。

ホテルは、アゴダ経由で予約した1856年創業の老舗、『Royal Highland Hotel』。

部屋もバスルームも広く、結構いい感じです。

ただし階段や床などに、歩くと軋むところがあり、老朽化は否めない感じでした。

また部屋のカギがカードではなく、今時珍しい重厚なカギ形式。さすが老舗です。

この日はさすがに疲れて、さっさと就寝。明日は、ネッシーに会いに行きます。

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