イギリス旅 1日目 ファースト貸し切り!?

2026年

出発前日に1通のメールが…

いよいよ明日出発という日のお昼前、JALから1通のメールが届きました。こんな時期にやってくるメール、いやな予感しかありません。恐る恐る開いてみると…

羽田→ニューヨーク便の遅延のお知らせ。しかも何と遅延時間は、10時間!まあ欠航にならないだけ良かったかもしれませんが、この段階で予定していたニューヨークのトランジット観光はおじゃん。下手すると、ロンドンへの乗り継ぎも危ないかもしれません。

新千歳から羽田までは、当初朝一便で行く予定でしたが、そんな早朝に行く必要がなくなったので、ひとまずJALのデスクに電話し、遅い便にずらしてもらうことにしました。その際ニューヨーク便をその日の違う便に変更してもらう、という手も考えましたが、シートアラート等を調べるとファーストに空席はあるものの、通路側しかなく変更を断念し、10時間遅延のスケジュールで飛ぶことに。

当初ニューヨークでは、プチ観光を考えていたぐらいの、12時間40分もの乗り継ぎ時間があったのですが、スケジュール変更で、いきなり2時間40分と微妙な乗り継ぎ時間になってしまいました。プチ観光以前に、はたして本当に乗り継げるのでしょうか?昨今アメリカの入国審査は、かなり時間がかかるという話に加え、アライアンスが違う別切りのチケットでもあるし、どうしよう…と悩んで検索したところ翌朝便に空席を発見。ただし席がプレエコからエコノミーに格下げされ、機材もA330neoからB787に変更になってしまうのに加え、何と追加で180ドルもかかってしまう、という内容。ただもし当日乗り継げず、またその時点でこの翌朝便に空席がなかったら、その後のスケジュールが滅茶苦茶になる、と思い変更を決意。また費用を抑えるため、ホテルには泊まらず、JFKで空港野宿をすることに。

とりあえずバタバタとそんな変更をしたあと、オンラインチェックインをしながら改めて席を確認すると…

何と私以外に2人いたはずのファーストクラスのお客さんが、誰もいなくなっていることが判明。このままいくと、明日のファーストは貸し切りです。はたしてどうなることやら。悶々としながら、翌日の出発を迎えたのでした。

初めてくぐる、あの扉

最近混んでいることの多い新千歳行きの空港バスは、この日はガラガラ。新千歳のカウンターで、ニューヨークまで荷物をスルーで預け、羽田へ。いよいよあの扉を使う時が、やってきました。

あの扉とは、「JALファーストクラスエントランス」。羽田第三ターミナル、JALカウンターのその先にある(上画像赤◯印のところ)ファーストクラス専用の入口です。わかってる人にしかわからない、控えめな地味な入口です。

意を決して中に入ると、グループの先客がいて、何か写真など撮りあって楽しそうにしていました。やってきたスタッフに、チケットを預けしばし待機。思ったより、こじんまりとした印象でした。

しばらくするとスタッフが登場し、専用保安検査場へ。そのまま流れで出国審査も終わり、どこにも並ぶことなく、あっという間に出発ロビーに出ることができました。

久々のキャセイラウンジ

まずは、夕方で閉まってしまうキャセイ航空のラウンジへ。遅めの昼食をいただきます。

久しぶりの担々麺とエビ餃子。相変わらず美味です。いろいろな空港で食べてきましたが、やはり羽田の味が一番しっくりくるかも。

この日は、比較的混んでいた印象です。その後はディライトを飲みながら、おつまみやデザートをいただき、1時間程のんびりさせてもらいました。

JALファーストクラスラウンジへ

続いて訪れたのが、こちらも久しぶりの「JALファーストクラスラウンジ」。

まだお腹も減っていなかったので、サロンにあがり、お茶やら抹茶オレなどを楽しみます。

その後一旦退室して空港内を散歩して、軽く腹ごなし。日も落ちたころ再び戻って、お鮨をいただきました。

この日のラインナップは「マグロ・河豚・玉子」。個人的には「もう一歩」というところ。

他には「飛騨牛のローストビーフ」をいただき(美味でした)、再びサロンへ。最初コーヒーをもらおうとしたのですが、残念ながら午後6時までということで、ノンアルコールのカクテルを作ってもらいました。なかなか美味しかったです。

夢のファースト貸し切り

変更後の出発時間は、午後9時5分予定でしたが、機内に案内されたのが午後9時頃。「これは到着も遅れそう、乗り継ぎ便を変更しておいて良かったなあ」と思いつつ。機内へ向かいます。

ドア外では白服さんが待ち構えていて、スタートから好印象(白服さんがドア外で待つクルーは、”当たりクルー”との伝説が…)。会釈して入口を左方向へ。ファースト区画に入ったところで、直接の担当者とご挨拶します。こちらから「今日、他にお客さんは?」と振ってみると「貸し切りでございます~」とのご案内。結局アップグレードした人もいなかったようで、本当に貸し切りになってしまいました。

担当さんからは、「6席ご自由にお使いください~」と言われましたが、

エコノミーならともかくファーストなら、1席でもお釣りがくるくらいの十分の広さ&収納のスペース。

特に妙案も浮かばず…

結局隣の席にベッドメイクしてもらい、居室と寝室と2席使うことにしました。

また食事時間も「いつでもお好きな時間で大丈夫ですよ~」と言っていただいたので、お腹が空きそうな頃合いを想定して、時間を指定させてもらいました。

そうこうするうちに、予定より15分ほど遅れて羽田を出発。しかしその後の機長アナウンスで、何と30分ほど早く着くことがわかりました。となると乗り継ぎ時間は、3時間10分あります。思案の末、JFKでの空港泊が負担だったこともあり、ロンドン行を元の時間に戻す事にしました。こんな時に、機内Wi-Fi無料は助かります。幸いにも元のプレエコに空席があり、しかも追加で払った180ドルの半分、90ドルが戻ってくることになりました(でもデルタポイントでの返却なので、多分このまま使わず終わりそう…)。

出発してからおよそ6時間。窓を開けてみると、アラスカ上空まできていました。そんなタイミングとなるニューヨーク時間午後2時過ぎから、お食事タイムに。今回は洋食をチョイスしてみました。まずはアミューズとして「盛り合わせ」と「山羊乳のバヴァロワ」です。

オードブルとして「グリーンアスパラガスとスミイカの冷製テリーヌ」と「車海老と帆立のタンバル」

メインとして「クエと春キャベツ スナップエンドウ ヴァンジョーヌソース」「和牛フィレ エシャロットソース」

デザートとして「リュバーブのムース いちご バラのコンフィチュール」とサービスのもう1品(名前メモるの忘れてました…)。

眼下に流氷などを見ながら、美味しくいただきました。

飛行中は、担当者と白服さんの2人が交替で対応してくれていました。ただトイレに行くなどの際にギャレーを通ると、いつも必ずどちらか一人が、そこにスタンバイされています。たった一人のために申し訳ないなあ、という思いに加え、逆にいつも監視されているような感じがして、何かあまり落ち着きませんでした。また当然明かりも自席の周りしかついておらず、区画全体もシーンと不気味に静まりかえるばかり(たまにビジネス区画から、何となく音が聞こえてはきましたが)。

またアルコールがあまり飲めないので、飲物は主にお茶&コーヒーだけ。しかもメインでお腹いっぱいになりアラカルトも頼まなかったので、担当者さんもあまり腕の奮い処がなく、物足りなかったかも、と思ったり。

ただ甘いもの好きが見抜かれたのか、途中「これ食べてみませんか~」と各種デザートをセットにしたものを持ってきてくれました。有難く頂戴しました。

13時間弱の飛行時間。寝部屋で横になったり、ゲームをしたりしてのんびり過ごしていたら、あっという間でした。A351のファーストはB777より居住性も良く、やはりいい席であることは間違いありません。でも乗ってみて、分相応でないこともわかりました。個人的にはビジネスで十分。特に貸し切りは勘弁です。

無事乗り継げるか?

JFKには予定より30分も前に着陸したのに、ゲートが遠かったり、しかもそこがしばらくあかなかったりなどで、なかなか降機できず、結局ドアが開いたのが午後9時近くになってしまいました。次の便の出発まで2時間40分。ファーストクラス特権でとりあえず一番先頭で降りましたが、夜間のせいか係官2~3人しかいないこともあり、イミグレは大行列。中には別室送りになっている人も…。しかも乗り継ぎ便に関して「出発1時間半前にカウンター閉める」とかメールもきてるし、焦りまくり。途中翌朝便に再変更も一瞬考えたものの、オンラインチェックインをしてしまっていたせいか、もはや変更できず。まあチェックインは済んでいるので、荷物を機内持ち込みにすれば、まだ何とか時間はあるかな、とも思いながら待つ事1時間近く。ようやくイミグレの順番がやってきました。

相手は何となく物腰柔らかそうな、女性係官。「トランスファー」といいつつモバイル搭乗券を見せると、結構ギリなのをわかってくれたのか、ほとんど質問もなく、あっさりと通してくれました。ラッキーだったかも。

イミグレで並んでいる間に、何と日本語で「JAL便の方の荷物は◯番レーンで受け取れます」「荷物はレーン近くに並べてお待ちしています」といったアナウンスが流れていて、イミグレ後の荷物のピックアップを順調にすることができました。この辺りはさすが日系、さすがJALと言ったところ。荷物前にいたJALの日本人スタッフに会釈をしながら税関を通り抜け、歩く速度をあげていきます。

ターミナル8からターミナル4に移動するエアトレインにも、方向を間違えることなく無事乗車し、ヴァージン・アトランティック航空のカウンターに辿り着いたのが、まさに出発1時間半前の午後10時10分頃。ギリギリ何とか荷物を預けることができました。

その後の保安検査も順調に通過し、午後10時半過ぎには、出発ゲート前に到着。飛行機を降りてから、1時間半後のことでした。

初めてのヴァージン航空


ヴァージン・アトランティック航空に乗るのは、今回が初めて。デルタで予約したら、たまたまヴァージン運行便にあたりました。機体は、A330-900neo。

今回はプレエコ席で、しかもラッキーにも通路側に座れました。

プレエコにもウエルカムドリンクがきました。飛行機は、予定より10分程遅れてJFKを出発。このまま機内で1泊して、明日はようやくロンドンに辿り着きます。

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