沼平ー阿里山間を散策
朝食後ホテルをチェックアウトして、再び列車で阿里山駅から沼平駅へ。

平日とあってか、車内は空いていました。

沼平駅到着後は阿里山駅に向かって、遊歩道を下ります。桜が咲き始めていました。


遊歩道は線路に沿っているところが多く、


時々列車が横を通過していきます。


途中「櫻王」と呼ばれる桜園があったので、そこに寄り道。

近くには、「舟之橋」と呼ばれる変わった形の橋もありました。

その後元の道に戻り、「眠月線景観台」と呼ばれる場所に到着。

「眠月線」とは、1915年に木材運搬用に作られ、1983年から観光鉄道となった路線です。長さは9.2kmで、その景色の良さから当時は一番人気の路線だったとのこと。しかし1999年の大地震で路盤とトンネルがひどく崩壊。その後も改修しては崩壊が続いたため運行中止となり、今では廃線状態となっています。展望台から眺めると、崩れたトンネルや路盤を確認することができます。

実は現在、歩きであれば、終点だった石渡駅まで行くことができます。ただし事前の届け出が必要なのと、往復で約6時間もかかり、しかも断崖絶壁の登り降りがあるとのことなので、結構キツメの旅のようです。日本からのウォーキングツアーもあるようです。


その後もポイント毎に列車を撮影しながら、阿里山駅まで戻ってきました。

ちなみに遊覧區内はこんなバスも走っていて、歩き疲れたら乗って移動することもできます(もちろん有料ですが)。

阿里山駅→嘉義駅へ
駅に戻って通い慣れたセブンイレブンで、おにぎりやサンドイッチなど昼食を購入し、再び列車に乗って嘉義に戻ります。

帰路は、昼少し前に阿里山駅を出発します。

今回は、進行方向左側の1人席になりました。こちらも平日のせいか、若干の空席がありました。

スイッチバックしながら、どんどん下って行きます。

1時間半ほど走ったところで、奮起湖駅に到着しました。帰路も小休止がありましたが、往路と違って10分程度の短い時間でした。

ここで阿里山行きの列車とすれ違いました。ちなみに往路は、臨時列車が走っていたようで、すれ違いはもっと阿里山寄りの別の駅でした。


その後も列車は順調に山を下り、奮起湖駅での停車を含め、4時間弱で嘉義駅に到着。

「泥温泉」につかる
嘉義から次に向かうのは「泥温泉」。泥岩の微粒子とミネラルを大量に含む、まさに泥のような灰色をした温泉で、湧いているのは「關子嶺」という場所です。嘉義からバスに乗って向かいます。そのバスが出発するターミナルへの行き方が今ひとつ不明だったのですが、駅員が片言の日本語を交えて丁寧に教えてくれました。


嘉義駅の跨線橋を渡り、「關子嶺」との案内に従って、何とか無事乗り場に到着。

ぼんやり時刻表を眺めていると、何やらおじさんが話しかけてきました。詳細はよくわかりませんでしたが、どうやらバス乗り場を教えてくれていたようです。駅員さんといい、おじさんといい、やはり台湾は親切な人が多い印象です。


ここから1時間半ほどのバスの旅です。バスは車イスも乗車できるマイクロサイズ。

生活路線でもあるため、学生と高齢者を中心に、お客さんが乗っては降りていきます。結局「關子嶺温泉」まで乗車したのは、台湾人の夫婦らしい観光客と私だけでした。

宿泊したのは、アゴダ経由で予約した「Jing Leh Resort Hotel 静楽旅社」。日帰り入浴も行っている老舗の宿らしく、鄙びた温泉宿っぽくてとっても良かったです。

各部屋に温泉が引いてあり、いつでも自由に温泉を楽しめるようになっています。

窓からの眺めも、廊下も趣があります。


夕食は温泉街へ。


「龍泉食堂」というお店に入ってみました。注文して料理を待っていると…

別テーブルのおじさんがやってきて「食べきれないのでどうぞ」と、小エビの唐揚げをもってきてくれました。

自分で注文したのは、「黄金豆腐」という厚揚げの甘辛醤油炒めみたいなものと、山菜炒めに白ごはん。おかずはどれも美味しかったです。
食べていると女将さんがやってきて、何とさきほどのおじさんが、お代を払ってくれたとのこと。そう教えてもらった時には、おじさんは既に食堂から出て行った後で、きちんとお礼をすることはできませんでしたが、一体何で奢ってくれたのか不思議です。日本人とはわかっていたとは思うので、何か日本に良い想い出でもあったのでしょうか?

ちょっとだけ温泉街を散策してから部屋に戻り、温泉につかります。

天然の泥パックで「お肌つるつる」に。また入ったあと、かなりの汗が出てきました。まさに「極楽、極楽」でした。
明日はいよいよ金門島に上陸します。


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