早春台湾旅 4日目 阿里山散策

2026年

ご来光列車

天気予報を信じて、この日の朝で予約した「ご来光列車」でしたが、見事にはずれ、朝方まで雨が降る悲しいお天気。発券する時に、思い立って翌日に変更しておけば多分拝めたハズなので、ちょっと失敗でしたが、仕方なく朝5時半の列車に乗るべく、駅に向かいます。

駅には、5時少し前に到着。

切符売り場には当日券を求める人たちが、列を作り始めていました。それを横目に改札口に向かうと…

こちらも既に行列ができていました。あわてて最後尾に並び、列車を待ちます。

5時10分過ぎに改札が始まり、ホームへ。その後10分ほどして列車が入線してきました。

列車は、ほぼ満員。早く並んでいたおかげで、無事座ることができました。5時半に阿里山駅を出発。

25分ほどかけて、6時少し前に祝山駅に到着。

祝山駅は、台湾の鉄道の中で最も高い所にある駅で、標高は2,451m。

今の駅は、2023年11月20日に改築オープンしました。ちなみに阿里山ー祝山間は、早朝のご来光列車しか運行していません。

駅近くの祝山展望台の前には、早朝にも関わらずお店が営業していて、温かい飲物や軽食などを販売しています。

祝山の展望台は既に人だかりができていたので、ちょっと離れた「小笠原山観景台」へ向かうことにしました。

道はずっとライトが照らされ、舗装もされていて、歩きやすかったです。

途中に「茶田35号」というカフェもあり、こちらも早朝から営業していました。

10分程歩いて「小笠原山観景台」に到着しました。悪天候にも関わらず結構人がいて、皆さん日の出を待っています。でも雲が厚くなかなか切れそうにもなかったので、周辺を散策したあと、見切りをつけて駅に戻ることにしました。

「猿注意」の看板が何か所かにありましたが、残念ながら出没はなし。少し明るくなった道を駅に戻ります。

祝山の展望台に着いた頃、ちょっとだけ雲が薄くなったり途切れたりしましたが、結局日の出は見えずじまい。

駅にも行列ができ始めていたので並んでいると、改札が始まりました。

阿里山に戻る列車の出発時刻は、7時30分しか表示されていませんでしたが、人出に合わせて結構フレキシブルに運行しているようで、この列車は7時10分に駅を出発しました。

残念ながらギリギリ座ることができず、最後尾車両の一番後ろに立ち、景色を眺めながら阿里山駅まで戻りました。

阿里山で朝食

阿里山駅に到着後、朝食を摂りに食堂へ向かいます。朝食付の宿泊プランだったのですが、宿本体には食堂がなく、商店街の一画にある食堂へ毎朝食べに行く方式でした。

入口でチケットを渡すと、紙コップと紙皿を渡され、店頭に並ぶ料理を取っていきます。

その後、空いているテーブルに適当に座って食べます。蒸しパンと豆乳は美味しかったのですが、あとは今ひとつ…。

帰りがけにセブンイレブンで、昼食用のパンやサンドイッチを購入したついでに、口直し用に「いなり寿司」も買ってしまいました。これが日本のコンビニとほとんど変わらない味で、美味しかったです。

阿里山森林遊楽區の散策~水山療癒歩道

ホテルで小休止後、10時頃に再び出発。今度は、沼平駅まで列車で向かいます。といっても乗車はたったの1区間で、6分で到着してしまいます。チケットの購入は、現金又はクレジットカードのみで、悠遊カードは使えませんでした(100元・約500円) 。

沼平駅到着後、まずは「水山療癒歩道」というところを目指しました。

途中分かれ道があったので、線路沿いに歩いていけそうな方を選択。

結局これが大正解で、廃線となった線路がちゃんと歩けるようになっていました。実は最初、本当に通っていいのか心配していたのですが、反対側から家族連れがやってきたり、前を歩く人に追いついたりがあり、ひと安心。

途中には、「樹洞巨木」と呼ばれる木もありました。

ちなみにこの線路ですが、過去には廃線状態になっていたのを観光路線として復活しようという動きがあり、

上左画像のように、新しく駅まで作ったりしたのに、試運転だけして結局開業しなかった路線らしいです。沼平駅から歩くことおよそ30分、この駅から橋を渡り、少し登ると、そこに現れるのが…

「水山巨木」です。幹回り16m、樹齢2700年と言われる阿里山最大のヒノキの巨木です。周辺がテラスになっていて、多くの人が弁当を食べていました…。

ここから先は、2023年3月に開通した「水山療癒歩道」と呼ばれる全長860mメートルの遊歩道になります。

周辺には自然が造り出した様々な形の木があり、心癒される道になっていました。

最後は車道に出て、下って行くと沼平の駅に到着します。

道路の下には、先ほど通った線路跡が見えます。

沼平駅では、ちょうど列車の発車シーンを見ることができました。

阿里山森林遊楽區の散策~姉妹潬&巨木群棧道

駅に戻って今度は、先ほどとは反対側の場所を散策します。

こちらの道には、先ほどより多くの観光客が歩いています。ところどころに、木を利用したアート作品が並んでいました。

このほか「姉妹潬」と呼ばれる池があったり、

「金猪報喜」と名付けられた切り株があったり(台湾では金猪は繁栄と財運をもたらすブタらしいです)、

整備された歩きやすい遊歩道でした。

そんな道を歩いていると、いきなり現れたのが「受鎮宮」という派手なお寺。

受鎮宮は、台湾で最も高いところにある道教のお寺で、1911年に建てられました。寺の周りには、お土産屋やテイクアウトの店が多数並んでいます。こんなにお店があるのなら、ここでお昼を買えば良かったのですが、まあ持ってきてしまっていたので、ベンチに座ってメロンパンやサンドイッチを食べ小休止。

その後巨木群を見たり(観察道が2本あるのですが、そのうち1本は整備中で通行できませんでした)、


ゾウの鼻のように見えるという「象鼻木」や

台湾の学校で最も高い場所にある「香林国民小学校」、

「阿里山博物館」を見学したり(入場無料)、

日本統治時代の1919年に日本人によって建てられた曹洞宗のお寺で、もともと「阿里山寺」という名前であったという「慈雲寺」などを見学して、神木駅に到着しました。

ここからまた1区間だけ列車に乗って、阿里山駅まで戻ります(100元・約500円)。

阿里山駅前土産店巡り

阿里山駅に戻ったあとは、駅の下に広がる土産物街を覗いてみました。有名な阿里山のお茶や珈琲を買おうと思いましたが、結構高め。そんな中ティーパックのバラ売りをしている店を発見し、何袋か購入してみました(1袋20元・約100円~)。

その隣のお店「日出商店」をのぞくと、美味しそうな餅菓子が売っていて、ついつい購入。

餅菓子セット(100元・約500円)と焼き菓子セット(90元・約450円)です。味は美味しかったですが、ちょっと甘めでした。

夕食はまたもやセブンイレブンで買ったカップ麺とおにぎり。このカップ麺はまあまあな味でした。
明日は再び阿里山を散策したあと、とある温泉地に向かいます。

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