朝食はホテルにて
今回の旅では、朝だけはしっかり食べようと、基本的に朝食付きでホテルを予約しました。

朝7時、ホテルの食堂に向かうと、サラダから温かい料理・フルーツまでブッフェメニューが並んでいます。

初日は、ワクワクしたこのメニューですが、実は以降宿泊したどのホテルでも、ハムやチーズの種類など細かい違いはあったものの、基本的に同じ内容のメニューが登場しました。

まあハズレようのないメニューなので、幸い味的にはそんなに問題はありませんでしたが。またどのホテルも、クロワッサンが美味しかったのにはビックリしました。

また流石ノルウェーというべきか、大好物のスモークサーモンが、ほとんどのホテルで提供されていました。今回の旅で、一生分のスモークサーモンを食べたかもしれません。
水筒が水漏れ…
ところで朝食後、街歩きに持って行こうと、持参の水筒に紅茶を入れてみたのですが…

何と水漏れしてくることが判明し、ガックリ。というのも今回は紅茶を入れたのですが、実はノルウェーの水道水は日本と同じ軟水で、しかもそのまま飲んでも大丈夫な、高品質な水道水と言われていて、今後この水筒にホテルの水を入れて持ち歩こうと思っていたのです。結局この後何回も、ペットボトルの水を購入することになってしまいました。

この日は、朝9時前にホテルをチェックアウト。ホテルに荷物を預かってもらって、歩いてオスロの市内観光へ出発。まずは朝6時から庭が開いている”アーケシュフース城”に向かいました。道中、路上でライオンと出くわしたり…

あちこちに、”シェアサイクル”が置いてあるのを発見したりしました。
アーケシュフース城


アーケシュフース城は、もともと要塞として13世紀頃に建てられたもの。


そんな歴史的背景のためか、敷地内には軍関係の博物館があったり、関係者以外立入禁止のミリタリーゾーンも。また、ライフルを担いだ軍人が、歩哨している場所もありました。

この日のオスロは最高気温が22.8度でしたが、最低気温は8.7度。朝方は、Tシャツ+半袖ワイシャツの上にフリース1枚を羽織っていましたが、日中はフリースを脱いで過ごしました。まさに避暑地の感覚です。


石畳の坂道を上り、門をくぐって高台に出ると…

オスロの港を見渡すことができました。また城内の見学開始が10時ということで、門の前で他の観光客と一緒に待っていましたが…


時間になってスタッフが中から出てきて、「今日はイベントがあり見学はお休み」と告知。折角待ったのに残念でした。

お城を出たあと向かったのが、”オスロ市庁舎”。

ノーベル平和賞の授賞式典を行う場所なんですが、見学口に行ったらかなりの行列だったので、入舎を断念。港に向かい、各種博物館が集結している、”ビィグドイ地区”を訪れることにしました。

ところで、市庁舎前まで来た際、喉が渇いたので、スーパーで水を購入したのですが、帰国してからそのレシートを見て、”PANT”というものが取られているのに気づきました。

実はどうやらこれデポジットのようなもので、ペットボトルとかを専用機械で返却すると、2NOK=旅行時約30円程度(容器の種類で違ってくる)が戻ってくる仕組みだったようです。現地で知っておけば、ちょっとは節約できたのに、惜しい…。
フェリーでビィグドイ地区へ
オスロ西部のビィグドイ地区には、30番のバスで行くこともできますが、そこに向かうフェリーもオスロパスが使えるということで、海から向かうことにしました。

当初後ろに写っているような白い大型の船を想像していたのですが、乗り場にやってきたのは小型の船でした。

ちなみにパスのチェックは、出港後。スタッフが船内を周って、改札します。チケットのない人は、その場でも購入できますが(カード払いのみ)、事前に港で購入した方が若干安いようです。

海から眺めるオスロの街も、かなり風情がありました。

15分程で最初の船着き場に到着。ここで下船して、歩いて”ノルウェー民俗博物館”へと向かいます。

博物館へ向かう道の両側には、瀟洒な建物が並んでいます。坂道だったこともあり、思ったより距離を感じました。
ノルウェー民俗博物館
それでも博物館には、船着き場から歩いて10分ほどで到着。ちなみにバスだと博物館前に停車するので、歩きたくない人はそちらの方がいいかもしれません。

どんな博物館かというと、日本で言えば「北海道開拓の村」又は「博物館明治村」。


オスロ北部のゴールという村から移設された中世の木造教会など、ノルウェー各地から集められた建物が、時代毎に別れて点在しています。


17世紀頃に建てられた、伝統的な木造のサウナ小屋もありました。

またフォークダンスのショーなど、各所でパフォーマンスも行われています。

またこの建物、1865年に建設され、1999年に解体、2001年にここに再建されたという、オスロの初期の集合住宅なんですが、この建物の部屋を使って、生活様式の変化を見せる展示がありました。


例えば左画像は1879年、右画像は1965年のキッチンを再現しています。


また左画像は1900年頃、右画像は1979年のリビングを再現しているなど、なかなか興味深い内容でした。


古い食料品店の建物も外観だけでなく、実際に中で買い物もできるようになっていました。

店外には、チョコレートメーカのレトロなホウロウ看板も。博物館の入場料は、大人200NOK=約3,300円。オスロパスを提示すれば、無料で入場できます。
フラム号博物館
ちょうどやってきたバスに乗り、次に向かったのは、三角形のユニークな建物の”フラム号博物館”です。


”フラム号”とは、北極海の海氷に閉じ込められたまま漂流するという野心的な観測探検を行うために建造された船です。実際に北極の平原に3年間閉じ込められながらも、氷に潰されることなく無事帰還、後にアムンセンの南極探検にも使われました。

甲板などを自由に歩けるほか、船内には


当時の船室やトイレ、

キッチンやダイニングなどが再現されています。

また嵐の航海を体感できるコーナーがあったり、

アムンセンとスコットの、南極点到達競争についての展示もあり、

その競争の推移を紹介する、動画を使った地図が、人気を集めていました。

かなり見応えのある博物館でした。入館料は大人180NOK=約3,000円ですが、オスロパスが使えます。

またちょうどお昼時になったので、館内にあるカフェで昼食をとりました。


山小屋風の飲食スペースでいただいのが、スモークサーモンのパニーニサンド。

美味しかったですが、お値段は98NOK=約1,700円。さすが北欧価格ですね。
コンチキ号博物館
フラム号博物館の道路を挟んで向かい側にあるのが、”コンチキ号博物館”です。

1947年に、ペルーからポリネシアの島までを101日間かけて渡った、バルサ材で造られた船”コンチキ号”に関する博物館です。コンチキ号の発案者がノルウェー人だったとは、知りませんでした。


展示されている船では、当時の船上での暮らしも再現されています。


また日本人も関わっていた、パピルスの船”ラー2世号”も展示されているほか、建物の前にはモアイ像も立っています。


実はコンチキ号発案者で人類学者のヘイエルダールは、1955年から翌年にかけてイースター島で調査を行っています。その際島の村長が、3本の木の棒と石ころを使って、実際にモアイを立ててみせたらしく、その様子を写した写真が展示されていて興味深かったです。ここも入場料は、大人180NOK=約3,000円で、オスロパスで入館できます。

このほかビィグドイ地区には、ノルウェーの海の歴史を伝える”ノルウェー海洋博物館”もありますが、時間があれば行っても…という感じの内容でした。またヴァイキング時代の遺産を展示している”ヴァイキング船博物館”は、現在改装のためクローズ中。2027年には開館予定とのことです。

フラム号博物館のすぐ近くに船着き場があったので、市街へはフェリーで戻りました。

下船後は街を散策しながら”オスロ大聖堂”へ向かいましたが、ちょっと長くなってきたので、その②に続きます。


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