モアイに会う 9日目 海を向くモアイ

2026年

雨の影響で予定変更

午前8時、変わらぬメニューで朝食タイム。

昨夜からの雨は朝になって止みましたが、この日予定されていてた、島の最高峰テレバカ火山(標高507m)へのハイキングに関して、道がぐちゃぐちゃでルートが閉鎖されてしまった、との連絡が入りました。また溶岩洞窟の「アナ・テ・パフ」も、中が荒れているため閉鎖されている、とのことで見学中止に。ハイキングは午後からの予定だったので、暫く様子を見ることにして、ひとまず午前の観光が始まりました。

地味なモアイ

まずは溶岩洞窟の代わりに、当初行く予定のなかったモアイを見学します。

「アフ・フリ・ア・ウレンガ」というモアイです。

内陸に1体だけポツンと立つ、珍しいけどやや地味なモアイです。お腹部分に「4つの手を持つモアイ」らしいのですが、”4つの手”はよくわかりませんでした。

冬至の日の出の位置に合わせた場所に、立てられているそうです。

プカオ製造工場

続いて訪れたのは「プナ・パウ」。モアイの赤い頭飾り=プカオを切り出していた採石場、いわばプカオ製造工場です。

ここがプカオ製造の場所になったのは、島で唯一赤色凝灰岩が採取できるからだそうです。

斜面に、切り出し途中の岩が見えています。

ここからの眺めが結構よく、イースター島唯一の街『ハンガロア村』を見おろすことができます。

斜面には、切り出されたプカオが、まるで運搬ルートに並ぶかのように、直線状にゴロゴロしています。

円柱状に切り出したプカオは、島内に100個ほど見つかっているそうです。

製造場所の一画にはえていた木に、豆のさやのようなものがぶらさがっていて、

ガイド氏がもぎ取って、食べさせてくれました。とても甘くて美味しい!『インガ・エドゥリス:英名アイスクリームビーン』という、南米原産のマメ科の植物とのことでした。

海を向くモアイ

続いて訪れたのは、「アフ・アキヴィ」。

モアイは通常、集落や子孫を見守るように立てられていますが、ここは海に向かって立てられているという珍しいもの。またその向きは、春分の日の落陽の方角なんだそうです。

一体なぜ、海に向かっているのでしょうか?この7体は、伝説の王ホツマツアが、ラパ・ヌイを見つけるために派遣した7人の探検家を表していて、出発地を振り返っているという説もあるそうですが、実際は、かつてこのアフと海の間には村があり、このモアイは他のと同様その村を見守っているだけで、海の方を向いているのはたまたまだった、というところらしいです。

ちなみにここは、1960年から翌61年にかけて、島で最初に本格的な修復作業が行われた場所だそうです。

カフェで休息

このあと予定では、昼食タイムでしたが、時間がまだあるということで…

モアイのスタンプを押してもらうため、島のインフォメーションセンターに寄り、

海沿いのカフェ『Oheho Surf Cafe』で、のどを潤しました(ツアー会社さん提供)。チョコレートドリンク、美味しかったです。

続・謎の昼食会場

この日も”農園レストラン”が、雨で道路事情が悪く行くことができない、ということで、到着したのが…

「タハイ」のそばの、テント小屋のようなところ。今回もグーグルに載っていない場所だったので、「昨日の人たちがいたら笑えますね~」と言って中に入ったら…

まさに昨日の人々がいて、ビックリ。どうやら現地ツアーアテンド会社でケータリングチームを用意していて、そのチームがいろいろな場所でスペースを借りて、料理を出しているようです。

この日のメインは「ナヌエ」と呼ばれる白身魚。若干メニューは前日とは変わっていたものの、「うーん」という感じ。まあ不味くはないんですが…。

もともと村内の色々なレストランに行くものとばかり思っていたので、期待はずれというか…。事前に専属ケータリングチームの話があれば、別だったんですが。

ツアー参加者からも、「さっき入ったカフェで出ていた様な料理が食べたかった」といった声が、チラホラありました。

ハンガロアの街を散策

テレバカ火山のハイキングルートは、午後になっても閉鎖解除されず、最終的にハイキングは中止に。ツアーの添乗員さんから代案の説明がありましたが、”特に見どころはないけれど、のんびり海沿いの道を歩く”という内容でした。さすがにその内容では参加希望は誰もおらず、結局午後は、買い物やハンガロア村の散策など、各自が思い思いに適宜過ごす、ということに。

昼食後、村で最大のお土産屋さんという『Mercado Artesanal』の前で車を降ろしてもらい、街を散策します。

ちなみに『Mercado Artesanal』は、個人のブース店舗が集まったようなところで、主に木彫り人形などのクラフト製品が売られていました。

近くには、教会や学校などもあります。その他お土産用のクラフトビールを求めて、何軒かのスーパーに入ってみましたが、缶ビールはあるものの、瓶ビールが見つかりません。

結局思い切って20分ほどかけて歩き、直接醸造所に行ってみました。『マヒナビール醸造所』です。

醸造所内に直売所はあったのですが、直売所なのに、缶のフレーバービールと1種類の瓶ビールしかありませんでした。実は棚にはもう1種類瓶ビールがあったのですが、何と栓が錆びていて売れない、とのこと。せっかく直売所まで来たのに…と思いつつ、仕方なく売っていたものを1つずつ購入して、ホテルに戻りました。

リベンジ・夕焼け

夕方、夕焼けのリベンジをしに「タハイ」へ。

この日も多くの人が、夕涼みに来ていました。

残念ながら夕陽は、雲に隠れて見えませんでしたが、

素敵な空の色を見ることができたので、行ったかいはありました。

伝統料理とショー

”イースター島最後の夜”ということで、この日の夕食はホテルではなく、レストランへ。

迎えのバスに乗って行ったのは、『Te Ra’ai』というレストラン。クラント又はウムと呼ばれる伝統的な蒸し焼き料理と、フォルクローレのショーを楽しむことができるお店です。

しかし到着したものの、お客さんが揃うまで、ぼんやり待たされる羽目に。

結局1時間程待って、まずは”蒸し焼きのパフォーマンス”が始まりました。

パフォーマンスは観客参加型で、結構盛り上がります。

掛け声やダンスなど、パフォーマンス自体は面白かったのですが…

肝心の料理は…うーんといったところ。あまりお代わりする気にはなれませんでした。

その後1時間ほどして、ようやくフォルクローレのショーも始まりました。

ショー自体は迫力あって良かったのですが…

始まるのが遅かったため、結局途中退出する羽目になってしまいました。

けれどもホテルに戻って、空を見上げると、南十字星を見ることができました。楽しかったイースター島ですが、いよいよ明日でお別れです。

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