シドニー・ファーストクラス旅①

2025年

はじめに

A350-1000の導入に伴い、JALが余った(?)777を欧米路線以外にも飛ばし始めるようになり、2024年の春からシドニー線にも導入されるようになった。欧米より少ないマイルで取れ、しかも適度な時間ファーストクラスが楽しめる、ということから機会を狙っていたが、2025年1月ようやく実現することとになった。

ただ、手持ちのマイルの限界で、使えるのは片道のみ。そのため、昼に飛ぶ「シドニー→羽田」の便を押さえたのだが、では行きはどうするか?グーグル君の力を借りつつ検索しまくったところ、マレーシア航空で、ある1日だけ(その前後含めて本当にその1日だけ)なぜか他の日の半額近い値段でビジネスクラスが出ていたため、それを使って決行することに。

ただ金額は手ごろでも、到着までにはかなりの時間を要すルートで、まずは「新千歳→関空」をJAL便で飛んでここで1泊。翌朝「関空→クアラルンプール」と飛び、ここでトランジットが8時間。その後機内で1泊して翌朝10時過ぎにようやくシドニーに到着する、というルートであった。

まあトランジットが長い分クアラルンプールのプチ観光もできるし、各地のラウンジも楽しめるし、何といってもビジネスクラスだ!と大いに盛り上がり、実際に旅立ちの日を迎えたのであった。

飛行ルート① 新千歳→関空<クラスJ>

旅ははじまりから波乱に満ちた幕開けとなった。
新千歳から関空への便は夕方発のため、いつもに比べのんびり準備していたら、1通のメールがマレーシア航空から送られてきた。タイトルは「Important Flight Information」。

何と出発時刻が変更になるというのだ。本来9時発だったものが12時50分に遅れるとのこと。いきなり4時間近い遅延だ。となるとクアラルンプール滞在は4時間程となるため、この段階で早くもクアラルンプールプチ観光計画はおじゃんとなってしまった…。

ただ関空の国際線JALサクララウンジが、朝7時半のオープンで、当初スケジュールだとあまりのんびりできないなあと思っていたのだが、逆にゆっくりしっかり朝食がとれることになったため、ある意味ラッキー!またおそらく当初スケジュールに合わせてチェックインしにくる客がいるだろうから、カウンターもそれに合わせて早朝オープンするに違いないとみて、3時間前の9時50分より早く、サクララウンジのオープンにあわせて、7時半頃に空港に行く作戦をとることに。

ひとまず関空までのJAL便は、ほぼ時間通りに到着。送迎バスに乗って、りんくうタウンのホテルに向かい明日に備え早く寝よう、というところだったのだが…しかし明け方、悪魔なメールがやってきたのであった。

コメント

タイトルとURLをコピーしました