アフリカ南部の旅 3日目 ビクトリアの滝(その①)

2025年

アフリカの夜明け

時差ボケだからか年を取ったからなのか、朝早く目覚めてしまい、せっかくならと「朝焼け」に備える。

若干雲はあったものの、きれいな朝焼けを見ることができた。

左側の白いものは雲ではなく、滝の水煙。音も聞こえていて、いやが上にも期待が高まる。

その前に朝食。システムが良くわからなかったので、ひとまず並んでいたサラダやパン、デザート類を取って食べる。食べていると、メニューを持ってスタッフが登場。どうやらメイン料理は別個注文する形式らしい。道理で置いてある料理が少ないはずだ。ただパンとサラダで結構お腹が一杯になったので、メイン料理は明日の楽しみとすることに。

生ジュースとクロワッサンが美味しかった。

いよいよ「ビクトリアの滝」へ

朝食後、いよいよ「ビクトリアの滝」へ。ツアーの車に乗ってみると、参加者は我々だけ。何とプライベートツアーだった。現場ではちょっとビックリしたが、帰国してから見積書を見たら、ちゃんとそう書いてありました…。これ混載にしたら、もう少しツアー代が安くなったかもしれないなあ。

公園入口で、ガイドからチケットを受け取る。ちなみに入園料は、外国人だと1人50$。入って最初にガイドから、滝の規模や成り立ち、歴史などのレクチャーを受け、見学ルートに沿って歩いていく。

ルートの最初には、なぜか生息動物の骨の展示があり、

それからヨーロッパ人として初めて滝を見たという、リビングストンの像が登場する。その像の近くがちょうど滝が始まる場所で、見学コースのスタート地点になっていた。

左画像で流れてきた川が、右画像の崖から落ちていく。その右側にも滝は続き… 

迫力満点!でもまだこの辺りは水しぶきもほとんど飛んでこなくて、普通に見ることができたのですが…

見学ルートが進むにつれ、水しぶきが増えていき、

最後はもう、びしょ濡れ状態になる。

我々は日本から雨具(傘・レインコート)を持参したが、もちろんレンタルもある。ビクトリアの滝は例年2月から増水期がはじまり、訪問した頃は、ピークになる直前くらいの時期だったが、それでもかなり濡れた。もし本当のピーク時に来たとしたら、おそらく水煙で、地上からは全く滝が見えないんじゃないかと思う。訪問したこの時期が、迫力も味わえ、滝も見ることができるギリギリのタイミングだったような気がする。
ちなみに丸で囲んだ滝が落ちるまさにその場所には、実は人が写っていて、そこには天然のプールがあり、入ることができるのだ。

名前を「エンジェルプール」という。

そしてこちらの画像、人々がいるちょい先あたりにあるのが「デビルズプール」。こちらは「エンジェルプール」と違い、川を歩いて横断しないと辿りつけない所らしく、水量が多い時期は行けなくなるらしい。死亡事故も何件か発生しているとのことで、ツアー参加者は誓約書みたいなものを書かされるようだ。

滝のあちらこちらで虹が見える。場合によっては二重の虹が見えたり、夜に見えることもあるそうだ。

ここは、ジンバブエ側の最東端で、その名も「Danger Point」。向かい側はザンビアだ。ブログなどで「柵などなにもない」的な記述も見かけたが、

一応申し訳ていどの鎖はある。

少し歩くと見えてくるのが、国境の橋「ビクトリアフォールズ橋」。ここではバンジーができるらしい。

帰りは内陸部の道を通るので、水しぶきを浴びることはないし、日差しのお陰で、戻ってくるまでに何となくレインコートや服などは乾いていた。ただし残念ながら靴は濡れたまま…。ビーサンで来る人もいるらしいが、滑って危ないかな。

所々でおサルにも遭遇しながら入口まで戻ると、ここからガイド兼ドライバーが交代。今度は国境を超えて、ザンビア側から滝を見る。

コメント

タイトルとURLをコピーしました